流れ - 斎場PLUS

1998年は94万人、2040年位には166万人とピークを迎えるのは年間死亡者数です。葬儀を行う件数は、将来の30年間で増えると考えられています。ところが、2003年位までは増加傾向の流れが視られた葬儀にかかる費用はどうでしょう。

平均値は最近下がり始めて、2010年のアンケートによれば、全国平均は126万円でした。3年前の数値と比べると15万円ほど落ち込んでいます。背景には、呼ぶ人が少ない、小規模の儀式にする傾向があり、葬式の経済規模は、変わらないと言えるでしょう。

全体の話とは別に、葬式の流れで、個人ですべき作業も覚えるべきです。葬儀の始まる前に個人でしなければいけないことはまず、亡くなった事の報告です。直ちに教える必要があるので電話は便利な道具です。他には、連絡がつかない場合は電報を用いましょう。

現代は、メール等でも代わりになりますが、電話は相手の声が聞けるので、より間違いが少ない伝え方です。

葬儀を行うことには、時間もお金もかかることから、遺族にとっては負担が大きくのし掛かってくることもあるために、どうしたらいいのか困ってしまうことも多くあります。しかし少しでも遺族の負担を減らすことができるようにと、火葬のみを行うというプランが誕生したことによって、これまでの一般的な葬式のやり方とは違い、支払い金額が安くなることや、すべての流れにかかってしまう時間もおさえることができるため、遠方から来てくれる家族にとっては、参加したくて最後まで葬儀に参加することができないという方もいますが、火葬のみであれば、かかる時間も少ないので、最後までしっかりと見守り参加することができるという事が多いようです。

火葬のみというと、あじけなく故人に申し訳ないと考えてしまうこともあるようですが、しっかりと見送ってあげることで、申し訳なさなどを感じることはありません。